マイナ保険証利用促進キャンペーンに注意！
政府は低迷するマイナ保険証の利用状況を引き上げるために、5～7月を特別月間と位置づけ
、医療機関に一時金支給（最大10を万円！）をしながら患者さんに呼びかけるキャンペーンを始め、
メディア広報を大々的に繰り広げています。
武見敬三厚労大臣は4月18日の参院厚労委員会で「マイナ保険証利用率と関係なく12月に保険証を
廃止する」と答弁しました。
では現時点でマイナ保険証利用率はというと全国の医療機関でも5.47％、当クリニックでも4％程度に留まっています。
実際患者さんに話を伺ってみても、「安心して利用できない」という声が非常に多いです。
つい最近国会議員の方がマイナカードを偽造され、その偽造カードを使って携帯電話を
本人の知らない場所で知らない間に新規に契約されてしまいました。
そしてその携帯電話と紐づけされている電子マネーを使われたり、
マイナカードでを使ってローンを組まれ、400万円もの被害があったと報道されました。
このような状況でも積極的に患者さんにマイナ保険証を進める政府は勿論問題ですが、
窓口で積極的に患者さんに進める医療機関も明らかに一時金支給目当てと言われても仕方ないのでは？
と思ってしまいます。
ちなみに当クリニックは一時支給金対象外です（笑）
12月以降健康保険証が廃止された後も、マイナ保険証の取得は利用者の任意で、
マイナ保険証を持たない人には資格確認書が発行され、医療機関を受診できるようになりますので、
マイナ保険証を持たなくてもこれまで通り受診できますのでご安心ください。
