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SH療法実体験記 episode 6
ご存じの通りSH療法ではSH装置を1日最低でも8時間装着する必要があります。
ということは1日16時間装置を入れなくてもいい時間があるわけです。
主に就寝中の装着が一般的ですから、日中の活動時間中はお口の中がフリーになっているわけです。
それが最大16時間というわけですね。(これって画期的なことなのですよ!)
装置を入れたことがある方はご存じだと思いますが、
装置を入れたままで話をすることはかなり難しいです。
最初は慣れるかと思ったのですが、全く慣れません。
要は装置を入れたらサッサと眠りなさい!ってことですね(笑)
それから嚥下しにくいです。
装置をいれて飲み食いする人はいないと思いますが、水くらいは飲むでしょう⁈
あるいは薬を飲まなければいけない人もいるかもしれません。
まあ飲めなくはないですが、面倒でも装置を外して飲んだ方が無難です。
因みに私の場合は装置を入れたままお水を飲んじゃいます(苦笑)
起床して装置を外した直後、かみ合わせがしっくりこないことがあると思います。
これは異常ではなく、歯が移動している証ですのでご心配なく。
目に見えて歯が移動しているという感じはまだありませんが、フロスを通した時、
場所によっては以前よりも抵抗がないことを実感します。
すなわち歯と歯の間が空いてきたということです。
この違和感を早く取るためにはガムを噛むのがいいそうです。
そこでお薦めのガム!
水溶性Caと抹茶エキス(フッ素を含む)by 江崎グリコ
当クリニックにて絶賛販売中です(税込1000円!)
味は「ペパーミント」「マスカット」「ストロベリー」の3種類ありますが、
あくまでも主観ですが断然マスカット味がお薦め!(マスカットは常時在庫しておりますが、
他の味はお取り寄せになります)
またガムを噛むことによって咀嚼機能の改善を図ることができると言われています。
ただ味が無くなったからと直ぐにポイするのではなく、
あくまでも機能改善が目的であることをお忘れなく!
私自身診療中にガムを噛んでいることがありますが、SH治療の一環であるので
マスクの下でモグモグしていてもお見逃しください(苦笑)
ところで、どうやら単純にガムを噛むだけではなく、あくまでも口腔機能の改善を目的とした
ガムの噛み方というのがあるらしいのです。
その辺も現在リサーチ中ですので暫しお待ちください!
近いうちにSH治療を受けている患者さんだけでなく、口腔機能不全症の患者さんへも、
「効果的なガムの噛み方」というセミナー的なものをやりたいと思っております。
その際には是非ご参加ください!

