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SHT (SH療法)インフォメーションお口のためのプチ情報

お子様を良~く見(観)ていますか?

最近のお子さんや若い世代の風貌にはある特徴があります。
何だと思いますか?

そう ” 顔が小さい ” !

TVに出ている子供や若い子はみんな顔が小さいですよねぇ。
「羨ましい~!」なんて声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください!

バランスよく顔が全体的に小さいのであればいいのですが、良~く観察してみてください。
鼻から下の顎までの長さ(下顔面)が短い、いわゆる下顔面劣成長な子が非常に多いのです。

もちろんお口の中も同様に劣成長の影響を受けていて、いわゆる口腔機能発達不全症の
可能性があるのです。

原因はズバリ ” 咀嚼不足

良く最近のお子さんは柔らかい物しか口にしないと言われていますが、
では硬いコシのある物を食べれば咀嚼不足は解消されるのでしょうか?

残念ながら答えは ” ノー ” です。(T_T)

硬い物を食べても完全に咀嚼できない状態で飲み込んでしまう”丸呑み”してしまうのです。

そもそも咀嚼回数は習慣的な要素が強く、食べるものの固さにはあまり影響は受けないと
言われています。
しかも食事の時に飲み物を飲みながら食べる、” 流し込み ”をしている子が多いのです。

例えばファストフード店でハンバーガーを食べている様子をイメージしてみてください
恐らくドリンクセットを頼んでいると思います。
片手にハンバーガー、もう片方の手にはドリンク。
ファストフード店ではお決まりの食事風景かもしれません。

ただでさえ柔らかくてあまり咀嚼をしなくても飲み込めるのに、更に飲み物で流し込んでしまう。
咀嚼回数が足りなくなるのは当然ですよね。

しかも朝食は忙しくて慌ただしく食べ、お昼は時間がないと簡単に食べられる物
(お蕎麦やうどん等)を食べ、夕食は塾の帰りにあるいは前にファストフードで食べる。

恐らく3食分でも1食当たりの理想的な咀嚼数に満たないのでは?と思ってしまいます。

ではどうしたらいいのか?

要は咀嚼回数を補えばいいわけです。

そこでお薦めなのが ” ガム
通勤通学時に噛む、食前に噛む、食後に噛む、とにかく噛む、噛む、噛む (^^;

しかも味が無くなったからと言って直ぐに捨ててはいけません。
あくまでもトレーニングだと思ってください。
これだけでもかなり咀嚼数は稼げると思います。

そして噛むことによって得られることが沢山あります。

そもそも咀嚼(そしゃく)とは、食べ物を噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、
やわらかく飲み込みやすい食塊(しょっかい)にすることと定義されます。
最近、この咀嚼という行為が、心と体の健康を保ち、元気で長生きすることと大きく関わっている
ことへの関心が高まっています。

その咀嚼の重要な役割として
1.嚥下しやすくする(嚥下:取り込んだ食べ物を細かくバラバラにする)
2.消化の円滑化
3.噛み応えや味わいなどを楽しむ
4.唾液分泌の促進
5.口腔内の清掃効果
6.食生活の豊かさの確保
7.QOLの向上(「quality of life」の略。人々の生活を物質的な面から量的にのみとらえるのではなく、精神的な豊かさや満足度も含めて、質的にとらえる考え方。)
8.ADLの向上(「activities of daily living」の略。食事、排泄、着脱衣、入浴、移動、寝起きなど、日常の生活を送るために必要な基本動作全てを指す。高齢者の身体活動能力や自立度をはかるための重要な指標。)
などが挙げられます。

どうです? たかが咀嚼、されど咀嚼!
咀嚼を甘く見てはいけませんよ!

さて咀嚼の重要性が分かったところで、再度お子様をチェック!
下記のチェックリストでお子様が該当していないか確認してみてください。

○ 食べるのが遅い          ○ よく”いびき”をかく
○ ほとんど噛まずに丸呑みしてしまう ○ ぶくぶくうがいができない
○ 頻繁にむせる           ○ 指や唇を吸う・噛むくせがある
○ 食べこぼしが多い         ○ 食事中の姿勢が悪い
○ 発音が気になる          ○ よく口呼吸をしている
○ いつも口をポカンと開いている

これらは”口腔機能発達不全症”によく見られる行動ですが、 
幼少期の早い段階で咀嚼を積極的に行うことによってある程度改善が期待されます。

しかしながら、既に前歯が永久歯に生え変わって叢生が見られる場合(歯並びが悪い)
あるいは乳歯で既に前歯に叢生がある場合、咀嚼だけでは改善するのはかなり難しいです。

そこでSH療法の登場です。
通常前歯の叢生が強い場合、抜歯矯正を強く勧められることが多いですが、
SH治療は基本的に非抜歯、そして単に歯並びを治すだけではなく、
口腔機能発達不全症に多く見られる狭窄歯列を改善するので、上記の症状の多くが
改善することが実証されています。

ところが、そんなSH療法でも装置を外している約16時間に”咀嚼”を十分にするかしないかで、
治療のゴールまでの時間に大きな差(年単位で)が出てしまうのです。
そんなわけでSH治療を受けている患者さんには積極的にガムを噛んでもらっています。

いかに咀嚼(噛む)が重要であるかですよね!

上記のチェックリストに当てはまる方で歯並びの悪い方はまずはご相談ください。

最後に噛むための ”ガム” をご紹介します。

以前も紹介したのですが改めて

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