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SH療法について 善は急げ！
SH療法事務局では年に4回ドクター向けのセミナーが開催されており、たまたま年内最後のセミナーにタイミングよく参加させていただきことができました。
当日、全国北は北海道、南は九州から多くのドクターが参加されていました。
現時点でSH療法を実施しているクリニックが無い都道府県もあるそうで、
まだまだ認知度の低い治療法だということが分かります。
そしてそのセミナーの内容ですが、正に目から鱗状態でした。
自分が矯正する時にこのSH療法があったなら、間違いなく従来の矯正法ではなく、
非抜歯可能なこの矯正法を選んだでしょう！
（もっと高いQOLを送れていたかも？ 笑）
このセミナーを受講して先ず初めに思ったこと。
それは、今まで歯並びの相談をされた際に、スペースが不足しているケースでは
ためらいながらも抜歯での矯正を薦め、矯正専門医に紹介し、専門医の依頼で小臼歯を抜歯していましたが、その必要がなくなるかも？
また耳鼻咽喉科からの紹介で睡眠時無呼吸症候群の患者さんに歯科的アプローチとして
スリープスプリントを作成して対応してはみたものの、さほど効果が認められず、
結局CPAP（睡眠時に鼻マスクを着用し、専用の装置で鼻から気道へと圧力をかけた空気を送り込むことにより上気道を広げ、寝ている間に気道が塞がってしまうことを防ぎ、睡眠時も呼吸が維持されるようにする治療方法マスクを着けて強制的に空気を送り込む装置）を睡眠時につけなければならず
患者さんに多大な負担を強いらざるを得ないケースでも改善の可能性があるかも？
部活動等で矯正装置を入れることに無理があるケースでも対応可能かも？
もちろん矯正していることを人に知られたくないケースでも。
その他今まで対応できなかった様々なケースに対応可能であることが分かりました。
ここでSH療法の最大のメリットを3点上げたいと思います。
