カテゴリー:
SH療法実体験記 episode5
4月のSHTA臨床セミナーに参加してきました。
遠路はるばる壱岐から見えた先生もいらっしゃいましたが、壱岐では勿論のこと比較的近くの大都市である博多でもまだSH療法をやられてる先生はかなり少ないとか。
関東圏は比較的導入しているクリニックが多いので、患者さんにとってはとてもいいことですね。
とにかく矯正の選択肢として”SH療法”の存在を多くの方に知ってもらいたいと思っています。
参加の先生方はみなさん患者さんの模型を持ち寄ってディスカッションをするのですが、
色々分からないことや疑問に思うことが出てくる中で、諸先輩方の実際の症例の写真や、
アドバイスに納得しながら改めてSH療法の素晴らしさ、そして可能性を感じざるを得ませんでした。
私自身装置を装着していびきの頻度程度に変化があったことを伝えると、
実際多くの患者さんにみられるそうです。
まだ拡大を始めてないので、今後拡大が進めばもっと改善する可能性がある?
楽しみでしょうがないですね!
というわけで早速拡大することに。
(もう少し早いタイミングでも全然問題なかったようです)
SlideXの小さな調整用のネジを上下とも1個づつ外します。
これで2mm拡大されます。

拡大した状態で恐る恐る口腔内に装着してみると・・・
多少の圧迫感はありますが イ タ ク ナ イ !(@_@;)
固定式のワイヤー矯正経験者だから分かる、あの調整後の痛み!
食事はおろか人と口を利くのも嫌になるほど(矯正あるある!)
もうこのメリットだけでSHTを選択する理由になり得ます(ハッキリ断言)
臨床セミナーでは1日8時間の装着時間というのは最低ラインで、
できれば9時間~10時(それ以上はNG)が理想的と聞いたので、拡大後の最大効果を目指して
装着時間を延ばしていこうと思います。
参考までに
「一般的に顎整形力は700~800gの力を8時間作用させることによって発揮されると言われています。
SH療法の臨床において装置の拡大力は700~800gで、効果を十分期待できる装着時間は継続した8時間~10時間であり、6時間以下になると顕著に拡大速度が落ちることが分かっています。」
